R6.8.1改訂版【早見表あり】失業保険を受けながら4時間未満のアルバイト、いくらまでなら減額されないのか?

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  • 失業保険を受けながら4時間未満のアルバイトをすると給付が減額されると聞いたんだけど・・・
  • せっかく働くのに減額されたくないんですが・・・
  • いくらまでなら減額されないの?

働いたのに給付が減額されたのでは、働く意味がないじゃないか!という声が聞こえてきます。

そこで、この記事では失業給付期間中に4時間未満で働くなら、いくらまで稼いでいいのかを解説します。

この記事を読めば、いくらまでなら稼いでいいのか自ら計算できるようになり、お得なシフトの組み方がわかるようになります。

この記事を書いた人

こよおじ(雇用保険おじさん)

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目次

週20時間以上働くと就職

アルバイトでも、週20時間以上働くと就職となります。

よって、雇用保険を受けながら働くには、週20時間未満の働き方をする必要があるということは抑えてください。

こよおじ

この記事では、週20時間未満で働く方を対象とした記事です。

補足ですが、週をどこで区切るかは細かい規定はありません。

月から日で区切ってもいいし、木から水で区切ってもいいです。

失業給付を受けながら4時間未満のアルバイトをするとどうなるのか?

4時間未満のアルバイトをすると、バイト代に応じて給付は3パターンに分かれます。

それは

  1. 減額されず、通常の額が支給される
  2. 減額されて支給される
  3. 支給されない

の3バターンです。

では、どのようにしてこのパターンが決まるのでしょうか。

どうせであれば減額されない「パターン❶」を狙いたいですよね。

パターン❶給付が減額されない(稼いでいい額の決め方)

ちょっと難しく書きます。

稼いでいい額 =( 賃金日額 × 0.8 + 1354)ー 失業給付(基本手当

この計算の額までなら稼いても減額されません。

これ以上稼ぐと給付が減額されていきます。

賃金日額はハローワークからもらう受給資格者証に書いてあります。

もらう前の人は平均賃金くらいの意味にとらえておいてください。

いや、ちょっとわかりにくい。

こんな声が聞こえてきます。

それでは、図で見てみましょう。

R6.8.1の改訂に対応

どうでしょう、イメージがつきましたか?

まずはあなたの「基準となる額」を出しましょう。

基準となる額が出たら、そこから「失業給付の額」を引くだけです。

出た答えが、あなたが稼いでいい額です。

パターン❷稼ぎすぎたら給付をカット

もう一度あなたの「基準となる額」を思い出しましょう。

要は、給付を受ける日は、どんなことがあっても「基準となる額」以上には稼がせないぞ!ということです。

図のようにバイト代と失業給付の合計が「基準となる額」を超えると、超えた分だけ容赦なくカットしていきます。

カットされたとしても、給付は1日分使ったことになります。

パターン❸さらに稼ぎすぎると支給なし

しつこいようですが、あなたの「基準となる額」を思い出しましょう。

あなたのバイト代が「基準となる額」を超える場合、そんなにたくさん収入あるんならこの日は給付しなくていいよねと判断されてしまうのです。

しかし、この場合は給付を使っていませんので日数が減ることはありません。

R5.8.1改訂版:失業給付 減額・不支給 早見表

こよおじ

いっそのことズバリ教えて!という声が聞こえますので、早見表を置いておきます。

こよおじ

赤字を参考にしてください。

例えば月30万円稼いでいた人は、3,252円までなら減額されずに働けます。

おすすめの働き方は?

ここからは、おすすめの働き方を説明します。

おすすめの働き方は、

  • 一般の人
  • 教育訓練支援給付金を受ける人

によって全く違います。

タブで分けるので、必ず自分が該当する方を参考にしてください。

\ 下のタブを切り替えてご覧ください /

おすすめの働き方は、パターン1、パターン3になります。

パターン1は減額されないので言うまでもなくおすすめです。

稼いでいい額を計算し、それに収まるように働きましょう。

また、パターン3もおすすめです。

バイト代が高く、給付が支給されなかったとしても、給付は使っていないので日数は減りません。

使わなければ給付が後ろ倒しになるだけなのでほとんどの場合損はありません。

逆に、パターン2は損です。

給付は減額されるにも関わらず、しっかり1日分使ったことになってしまいます。

「基準となる額」をはみ出るほど大きく減額されるので、あまりはみ出ないよう調整しましょう。

補足ですが、1日4時間以上で働くと収入に関わらず、パターン3と同じ扱いになります。

1日4時間以上のシフトにするのもおすすめです。

まとめ

失業保険を受けながら4時間未満のアルバイトをすると

  • 失業給付を満額受けれる
  • 失業給付が減額される
  • 失業給付が支給されない(後ろ倒しになる)

の3パターンに分かれます。

その分かれ方はアルバイト代によって変わります。

稼ぎが多ければ減額されるイメージです。

具体的には

稼いでいい額 =( 賃金日額 × 0.8 + 1354)ー 失業給付(基本手当

で計算できます。

自分の稼いでいい額を知った上で、損しないように無理なくシフトを組んで働きましょう。

受けたい講座のお得な探し方は?

STEP
まずは、職業訓練校を探す

まずは自分の学びたい分野や、取りたい資格の職業訓練校がないかを探しましょう。

職業訓練校の最大のメリットは受講料が無料であることです。

通学はもちろん、eラーニングの職業訓練もあります。

また、訓練期間中には雇用保険の基本手当がもらえたり、月10万円の職業訓練受講給付金を受けながら通うこともできます。

給付面の手厚さで言うと、職業訓練校がぶっちぎりでお得です。

こよおじ

新卒者を対象とした長期間の職業訓練は受講料有料の訓練もありますが、かなり格安ですので、第一の選択肢としていいでしょう。

STEP
専門実践教育訓練給付+教育訓練支援給付金で受講できないかを検討する

専門実践教育訓練教育訓練給付と教育訓練支援給付金を組み合わせると、職業訓練校まではいかないまでも、かなり手厚い給付を受けることが出来ます。

職業訓練校で学びたい分野がなかった人は、次の選択肢はこの組み合わせになるでしょう。

こよおじ

ただし、通信や夜間の講座、受講開始日の時点で45歳以上の人は教育訓練支援給付金が使えませんので注意です。

STEP
専門実践、特定一般、一般教育訓練給付を使って受講する

教育訓練給付の給付率は

専門実践>特定一般>一般

の順に高いです。

よって、学びたい講座が、

①専門実践教育訓練給付に対応していないか

②特定一般教育訓練給付に対応していないか

③一般教育訓練給付に対応していないか

の順に探していきましょう。

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