【教育訓練支援給付金】利用者が多い講座ランキングTOP15

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学校に通う間の生活費を保証してくる教育訓支援給付金。

令和2年度には約3,500人が利用しています。

(参考:職業安定分科会雇用保険部会(第158回)教育訓練給付関係参考資料)

前提として、教育訓支援給付金は、仕事をやめて「平日昼間の通学」の専門実践教育訓に通う人に給付されます。

つまり、このランキングは

「仕事をやめてでも学びなおす必要があると感じた資格ランキング」ともいえます。

そんな重大な選択が必要なこの制度は、一体どんな講座に利用されているのでしょうか?

そこで、

  • 教育訓支援給付金がいったい何の講座に使われているのか
  • 平日昼間の通学に何校くらい対応しているのか
  • 通学する場合の学費はどれくらいなのか

を調べたので、利用者が多い順にランキング形式で発表していきます。

このランキングを見れば、進路に悩んでいる人の背中をきっと押してくれるはずです。

目次

【教育訓練支援給付金】利用者が多い講座ランキング

  • 学校数
  • 学費(入学金+受講料)千円以下切り捨て

教育訓練給付制度検索システムで、

通学(昼間)の専門実践教育訓給付に限定して検索しています。

第1位:看護師

教育訓支援給付金、利用者が多いランキングの、

第1位は看護師となりました。

利用者数は約1,100人、教育訓支援給付金を使った人の31%が看護師の講座を受講しています。

ぶっちぎりの第1位です。

利用者数1,100人(31%)
受講期間3年
学校数220校
学費(入学金+受講料)16万〜384万

例えば、山口県立萩看護学校第二看護学科は学費(専門実践教育訓練給付の対象となる部分)が162,000円です。

専門実践教育訓練給付として補助される費用は少ないでしょう。

しかし、受講期間が3年間なので、その間教育訓練支援給付金が支給され続けます。

このように、教育訓支援給付金のある、なしは大きな違いとなります。

利用できる人は積極的に利用しましょう。

少なくとも、「制度を知らなくて利用できなかった」ということだけはないようにしましょう。

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第2位:准看護師

利用者数400人(11%)
受講期間2年
学校数43校
学費(入学金+受講料)64万〜262万

看護師、准看護師で利用者全体の42%を占めています。

第3位:はり師

利用者数200人(6%)
受講期間3年
学校数47校
学費(入学金+受講料)216万〜510万
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第4位:歯科衛生士

利用者数200人(6%)
受講期間3年
学校数86校
学費(入学金+受講料)36万〜334万

県立学校は非常に学費が安く、

  • 岐阜県立衛生専門学校
  • 静岡県立大学短期大学部
  • 栃木県立衛生福祉大学校
  • 兵庫県立総合衛生学院
  • 三重県立公衆衛生学院

があります。

県立学校を除けば150万円からが相場となっているようです。

第5位:言語聴覚士

利用者数180人(5%)
受講期間2年〜3年
学校数20校
学費(入学金+受講料)98万〜348万

国立障害者リハビリテーションセンター学院(埼玉県)が唯一の国立で、ダントツで学費が安いです。

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第6位:あん摩マッサージ師

利用者数180人(5%)
受講期間3年
学校数17校
学費(入学金+受講料)295万〜510万

第7位:栄養士(管理栄養士を除く)

利用者数110人(3%)
受講期間2年
学校数45校
学費(入学金+受講料)121万〜274万
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第8位:調理師

利用者数100人(3%)
受講期間1年
学校数78校
学費(入学金+受講料)74万〜175万
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第9位:第四次産業革命スキル習得講座

「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」とは、IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度です。

経済産業省HPより
利用者数100人(3%)
受講期間1ヶ月〜1年
学校数21校
学費(入学金+受講料)14万〜275万

短いものでは1ヶ月の講座もあります。

第10位:助産師

利用者数80人(2%)
受講期間1年
学校数42校
学費(入学金+受講料)12万〜203万

学費が安い県立学校などは

  • 茨城県立医療大学(87万)
  • 茨城県立中央看護専門学校(17万)
  • 愛媛県立医療技術大学(71万)
  • 神奈川県立衛生看護専門学校(28万)
  • 岐阜県立衛生専門学校(13万)
  • 札幌市立大学(70万)
  • 静岡県立看護専門学校(17万)
  • 兵庫県立総合衛生学院(12万)
  • 福島県立総合衛生学院(34万)
  • 山口県立大学(70万)

がありました。

第11位:社会福祉士

利用者数70人(2%)
受講期間1年
学校数11校
学費(入学金+受講料)65万〜136万
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第12位:保育士

利用者数70人(2%)
受講期間2年
学校数89校
学費(入学金+受講料)97万〜229万
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第13位:理学療法士

利用者数70人(2%)
受講期間3年
学校数20校
学費(入学金+受講料)248万〜380万
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第14位:職業実践専門課程(工学関係)

少しわかりにくいですが、

  • ゲームプログラム
  • CGアニメーション
  • Webプログラム

などが学べる課程が多いようです。

利用者数70人(2%)
受講期間2年
学校数26校
学費(入学金+受講料)101万〜264万

第15位:作業療法士

利用者数70人(2%)
受講期間3年
学校数19校
学費(入学金+受講料)230万〜457万
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まとめ

以上、ランキングでした。

あなたの取りたい資格はありましたか?

繰り返しになりますが、この「教育訓支援給付金の利用者が多い講座ランキング」は、

「仕事をやめてでも学びなおす必要があると感じた資格ランキング」

と言い換えることができます。

専門実践教育訓練給付で取得できる資格は専門性が高く、まさに人生を変える力のある資格です。

それだけに、習得するにも時間がかかり、学費も高いです。

少しでもこの高い学費やその間の生活費をなんとかしなければいけません。

そのための教育訓練支援給付金です。

教育訓支援給付金には年齢など、どうしようもできない条件もあります。

しかし、

「条件を満たしているのに、知らなかったために受講できない」

これだけは避けなければなりません。

事前に計画を立てて、かならず教育訓練支援給付金を使いましょう。

受けたい講座のお得な探し方は?

STEP
まずは、職業訓練校を探す

まずは自分の学びたい分野や、取りたい資格の職業訓練校がないかを探しましょう。

職業訓練校の最大のメリットは受講料が無料であることです。

通学はもちろん、eラーニングの職業訓練もあります。

また、訓練期間中には雇用保険の基本手当がもらえたり、月10万円の職業訓練受講給付金を受けながら通うこともできます。

給付面の手厚さで言うと、職業訓練校がぶっちぎりでお得です。

こよおじ

新卒者を対象とした長期間の職業訓練は受講料有料の訓練もありますが、かなり格安ですので、第一の選択肢としていいでしょう。

STEP
専門実践教育訓練給付+教育訓練支援給付金で受講できないかを検討する

専門実践教育訓練教育訓練給付と教育訓練支援給付金を組み合わせると、職業訓練校まではいかないまでも、かなり手厚い給付を受けることが出来ます。

職業訓練校で学びたい分野がなかった人は、次の選択肢はこの組み合わせになるでしょう。

こよおじ

ただし、通信や夜間の講座、受講開始日の時点で45歳以上の人は教育訓練支援給付金が使えませんので注意です。

STEP
専門実践、特定一般、一般教育訓練給付を使って受講する

教育訓練給付の給付率は

専門実践>特定一般>一般

の順に高いです。

よって、学びたい講座が、

①専門実践教育訓練給付に対応していないか

②特定一般教育訓練給付に対応していないか

③一般教育訓練給付に対応していないか

の順に探していきましょう。

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人生を変える選択です。

妥協せずに、自分に合った学校や講座を見つけましょう。

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